小生、無類のTV好き!(この様な場合に無類という表現が正しいのかどうかわかりませんが)
朝起きて、まずTVを付けて、寝床で煙草を一服。8チャンネルの占いランキングを確認して、1日の始まり。
会社では、事務所で新聞を読むと同時に、TVを付ける。
仕事中、ずーーーと、TVはつけっぱなし。しょっちゅう、事務員さんに、TVの声が大きくて、電話が聞こえにくいと、クレームの嵐。(今は、砂嵐)
観ている、観ていないにかかわらず、ながらTVの状態です。
会社の車でも、もちろんTV。乗るやいなや、TVをつける。
そんなこんなで、CM・ニュースには詳しいです。
仕事が終わり、帰宅するやいなや、as soon as ですね!
TVをつける。昔の親父みたいに、「食事中はTVを消し、家族で会話を・・・」なんて、私の辞書にはありません。
その状態が、就寝まで。と、思いきや、タイマーOFF機能で2時間に設定。
要するに、TVをつけっぱなしで、就寝です。それが原因?妻とは、・・・。

こんなTV好きの小生にとって、歴史的瞬間。
その瞬間、TVの前に座り、今までの思いが走馬灯のように・・・。
白黒TV、中には、「この画面はカラーです」とフリップの入った映像で、宿題が終わらないと見せてもらえなかった、ウルトラQにウルトラマン、マグマ大使、仮面ライダー、
アポロ11号の月面着陸・大鵬*玉の海 全勝同士の千秋楽・長嶋さんの引退試合・王さんのホームラン世界記録・バース・掛布・岡田のバックスクリーン3連発
壮大な自然の映像、感動の映画、ベルリンの壁崩壊、スターリン像の撤去、アフガン戦争
私たちの時代、そこにはTVがありました。
TVと共に育ち、TVから多くの知識を得、多くの感動を覚え、多くの涙を流しました。特に、この年になると涙もろく、「水戸黄門」の印籠シーンで、泣いてしまう小生です。
アナログTVにおける小生への影響力は、ほんとに大きいものがありました。
しかし、昨今のTVの影響。良きも悪くも、TV(マスメディア)がもたらす影響力は、ホントに「一億総白痴化」
すみません、差別用語になっているかもしれませんが、あえて、今のマスコミに対する苦言として表現させていただきます。
「表現の自由」の名の下、視聴率だけを目指した風潮の番組編成。
その時に話題に上がったものに飛びつき、瞬間湯沸かし器のように盛り上がり、後は野となれ、山となれ。がんばれ「なでしこジャパン」
「ペンと言う名の暴力」にも似た活字表現で、好き勝手に表現し、自己満足の世界に浸っている報道番組。「頑張ろう日本!共に頑張ろう東北」
アナログ世代の小生にとって、これからのデジタル世界が、もっとスマートで、透明感のある、「人と自然に優しい映像」で、あって欲しいと、当社のように、消えそうで消えない、真空管のノスタルジックな思いにふける、今日この頃、晴れ時々酷暑、蒸し暑い月曜日でした。

 

2011年7月25日 17時38分